オーストラリアと日本のペット治療費

・オーストラリアで動物病院の救急外来にて

猫の治療。麻酔下の内視鏡で異物を除去した場合の治療費の請求は約4,000ドル。(日本円で40万円)

日本の動物病院において救急外来での治療費は5万円以下である。日本の動物の医療費とオーストラリアを比較すると、やはり高額である。

イギリスと日本のペット医療費の比較

イギリスでのペット医療費用

イギリスの動物病院の平均請求治療費は、平均300ポンド(約54,000円)という統計が出ています。動物病院の医療費は、病院によって千差万別です。同じ犬種が同じ病気で同じ治療を施されても病院によって医療費は異なります。日本のペット医療費よりも、イギリスの方が医療費が高額である傾向が見られます。

イギリスにおける項目ごとの具体的な費用

◉ 基本診察費または健康診断費用
15~45ポンド(約2,700円~8,000円)

◉ 再診料または再健康診断費用
10~30ポンド(約1,800円~5,400円)

◉ 予防接種(犬猫)
25~60ポンド(約4,500円~10,700円)

◉ 仔犬と仔猫の予防接種
25~70ポンド(約4,500円~12,600円)

◉ ダニ予防/治療(3か月コース)
10~15ポンド(約1,800円~2,700円)(猫)
13~20ポンド(約2,300円~3,600円)(小型犬)
15~30ポンド(約2,700円~5,400円)(大型犬)

◉ 雌犬の去勢手術費用
75~250ポンド(約13,500円~45,000円)

◉ 雄犬の去勢手術費用
40~175ポンド(約7,200円~31,500円)

◉ 猫(雄雌)の去勢手術費用
35~100ポンド(約6,300円~18,000円)

◉ 皮膚の擦り傷治療
15~40ポンド(約2,700円~7,200円)

◉ 全身麻酔必要時の事前血液テスト(血液の免疫、肝臓と腎臓の数値をチェック)
30~70ポンド(約5,400円~12,600円)

◉ 尿検査
10~30ポンド(約1,800円~5,400円)

◉ 病気のペットのための血液検査(血液学、組織学、生化学)
60~120ポンド(約10,800円~21,600円)

◉ ペットが深夜の時間帯や週末に事故に遭ったり急な発作に襲われた場合、緊急治療費として最大150ポンド(約27,000円)支払わなければなりません。さらに、そのまま一晩入院する場合はさらに500ポンド(約9万円)かかります。外科手術の平均費用は1500ポンド(約27万円)で、化学療法などの継続治療は5000ポンド(約90万円)ほどです。


<日本でのペット治療費一覧(平均)>

◉ 初診料 1,200円
◉ 再診料 620円
◉ 時間外診療  1,700円
◉ レントゲン検査(1枚) 4,000円
◉ 尿検査 1,500円
◉ 糞便検査 1,500円
◉ 血液検査  5,600円
◉ 心電図検査  3,000円
◉ エコー検査   5,000円
◉ 細胞診検査   4,800円
◉ 病理組織検査 10,000円
◉ 細菌検査 2,500円
◉ レントゲン検査(1枚) 4,000円
◉ 注射料 1,200円(薬剤費別途)
◉ 点滴料 皮下点滴 3,000円(薬剤費別途)
◉ 点滴料 静脈点滴 4,000円(薬剤費別途)
◉ 指導料 260円
◉ 処方料 500円
◉ 調剤料 250円
◉ 処置料 投薬・点眼 200円
◉ 処置料 外用薬塗布 600円
◉ 処置料 包帯・ガーゼ交換 960円
◉ 入院料(1泊) 猫 2,500円
◉ 入院料(1泊) 小型犬 2,700円
◉ 入院料(1泊) 中型犬 3,200円
◉ 入院料(1泊) 大型犬 4,000円
◉ 入院料(1泊) 特大犬 4,400円

<日本での手術治療費一覧>

◉ 局所麻酔 1,800円
◉ 全身麻酔(注射) 6,500円
◉ 全身麻酔(吸引) 9,400円/時間
◉ 鎮静 3,000円
◉ 輸血料(100ml以内) 7,600円
◉ モニター監視 1,000円
◉ 緑内障・白内障手術 52,000円
◉ 眼瞼手術 16,000円
◉ 耳形成・断耳手術 22,000円
◉ 外耳道・外耳炎手術 22,000円
◉ 犬歯切断手術 3,300円
◉ 頸静脈切開手術 16,000円
◉ 開頭手術 55,000円
◉ 食道・気管手術 32,000円
◉ 開心手術 63,000円
◉ 肺切除手術 54,000円
◉ 横隔膜ヘルニア手術 43,000円
◉ 卵巣・子宮摘出手術 26,000円
◉ 臍・ソケイ・会陰ヘルニア手術 29,000円
◉ 前立腺摘出手術 37,000円
◉ 腸閉塞・腸重積手術 35,000円
◉ 肝臓切除手術 39,000円
◉ 腎臓摘出手術 43,000円
◉ 腹腔内腫瘍摘出手術 41,000円
◉ 膝蓋骨脱臼整復手術 36,000円
◉ 骨折手術 39,000円
◉ 靭帯断裂整復手術 40,000円
◉ 椎弓切除手術 50,000円
◉ 断尾手術 16,000円
◉ 断脚手術 34,000円
◉ 創傷手術 14,000円
◉ 乳腺腫瘍摘出手術 32,000円
◉ 尿道手術 31,000円


<日本での手術費用の一例>

◉ 会陰ヘルニアになった小型犬がかかりつけ病院で手術を受け、10日間入院した場合 ◉

・ 再診料 620円
・ 入院料 27,000円
・ 血液検査料 5,600円
・ レントゲン料 8,000円(2枚)
・ 手術料 29,000円
・ 麻酔料 25,300円(注射+吸引2時間)
・ モニター監視 1,000円
・ 留置カテーテル料 2,800円 ※記載外
・ 点滴料 40,000円(1日1本)
・ 経口投薬料料 4,000円(1日2回)
・ 処方料 500円
合計 143,820円(税別)

◉ 猫が骨折し、かかりつけ病院で手術を受け、1日入院した場合 ◉

・再診料 620円
・入院料 2,500円
・麻酔料 15,900円(注射+吸引1時間)
・手術料 39,000円
・モニター監視 1,000円
・手術材料費 5,000円 (固定プレート) ※記載外
・点滴料 4,000円(1日1本)
・処置料 1,560円(外用薬塗布、ガーゼ保護)
・処方料 500円
・経口投薬料 200円(1日1回)
合計 70,280円(税別)

アメリカと日本のペット医療費の比較

アメリカは、医療費が世界一(日本は先進国では最低レベル)です。人の医療と同様にペットの医療も営利の感覚が強く、また、訴訟社会でもありますから、医療費が高くて当然かもしれません。もし癌になって毎週抗ガン剤が必要になったり、ホルモン疾患で検査が続いたら、かなり高額になるでしょう。ペットの保険に加入するなどの対策を取リましょう。

 


<アメリカと日本のペット手術費用>

例えば子宮蓄膿症の場合、

◉アメリカでは、手術代およそ2000ドル(日本円で24万円)

◉日本では、5万円〜20万円

 


<ペットが1週間ほど入院した時の入院費用>

血液検査、点滴なども含めますと、

◉アメリカでは、およそ100万円

◉日本では、およそ5万円〜10万円

 


<アメリカと日本のペット定期検診費用>

定期健診では、全身の診察、血液検査、体重測定、フェラリアの検査、予防接種などが含まれます。

◉アメリカでのペット定期検診では、一匹約2万円ほどの費用がかかります。

◉日本のペット定期検診では、一匹約1万5千円ほどの費用がかかります。